さつまいもマカロニサラダの作り方と思い出
材料(5人分)
- マカロニ:120g
- にんじん:1本
- さつまいも:1本
- シーチチン:1缶
- きゅうり:1本
- ロースハム:120g
- 玉ねぎ:1/2個
- 塩:少々
- こしょう:適量
- マヨネーズ:大3〜4
作り方
作り方のコツ
1.マカロニを茹でる際は、茹ですぎず歯ごたえが残るくらいにに茹で上げると、サラダ全体の食感が良くなります。
2.均等かつ食べやすい大きさに野菜を切ることで、一口で様々な具材を楽しめます。
3. シーチキン缶詰を水切りし、優しく混ぜて全体に味が馴染むようにします。
4. 塩、こしょう、マヨネーズの量は好みに合わせ、味見をしながら調整しましょう。
おすすめの食べ方
1.冷やしてから食べると、さらに美味しさが引き立ちます。
2.お弁当やピクニックのお供にも適しています。
3.チーズをトッピングして焼くと、簡単な一品が本格的なグラタンに変身です。
特徴
1. マカロニのもちもち感、さつまいものほくほく感、野菜のシャキシャキ感が楽しめます。
2. 野菜、ハム、シーチチンを組み合わせた栄養バランスが良く、満足感が得られます。
3.アレンジ自在で、チーズを加えたり、他の具材を追加することでバリエーションが広がります。
思い出
息子がまだ小さかった頃、初めてさつまいものマカロニサラダを作ってあげました。息子はいつもさつまいもが大好きで、その喜びを料理に込めようと思ったのです。しかし、いざ完成したさつまいもマカロニサラダを前にすると、息子はマカロニを、ぐにゃぐにゃして嫌だと嫌がりました。マカロニを嫌う様子に少し驚きながらも、おとなしく食べている様子だったので、特に気にせずにいました。
しかし、次第に気がつくと、息子はマカロニを避けてさつまいもだけを食べようとしていました。私は息子たちを喜ばせるために、慎重にレシピを考え、大好きなさつまいもを使った料理を作ったつもりでいました。それなのに、息子の拒絶反応には、いらだちと寂しさが入り混じりました。
「全部食べなさい!」と言い聞かせるも、息子はしぶしぶ食べていたのを覚えています。その時の彼の表情は、どこか不満げでありながら、母の言葉に従う素直さも見え隠れしていました。その瞬間、私は子供たちにとっての食事が、単なる栄養補給だけでなく、愛情や思い出と結びついていることを改めて感じました。
その後もさまざまなアプローチでさつまいもを使った料理を試みました。少しずつ息子たちの好みに合わせながら、楽しい食卓の時間を作り上げていくことができました。さつまいもマカロニサラダの次の日に、グラタンにしてあげると大喜びで食べていました。さつまいもばかり食べると次の日のグラタンにさつまいもが少なくなることも覚えました。そして、時間が経つにつれて、息子たちは成長し、さつまいもの味に対する感覚も変わっていきました。
今でもあのぐにゃぐにゃと感じてたマカロニが、家族の中で笑い話として語られることがあります。思い出深い一皿が、家族の絆を深めるきっかけとなった瞬間でした。
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