タラの芽の天ぷらの作り方と思い出

【たらの芽天ぷらの作り方】

田舎から送られてきた採りたてのタラの芽。すじがなく大きくても柔らかくて美味しいです。

材料

たらの芽: 3~5本

小麦粉: 大さじ5

水: 大さじ5

揚げ油: 600ml

まっ茶: 少々

塩: 少々


手順

1.たらの芽を洗って、元の方を少し切り、水気をしっかり切ります。


2.ボウルに小麦粉を入れ、水を加えてよく混ぜます。ここで水加減に注意してください。水が少ないと小麦粉がまとまらず、多すぎると衣が薄くなってしまいます。


3.揚げ油を鍋に入れて、180度に温めます。温度が高すぎると衣が焦げてしまうので注意してください。


4.たらの芽を小麦粉の衣にくぐらせ、余分な粉をはたいておきます。衣は薄めにつけると、タラの芽の食感を楽しめます。


5.衣をつけたたらの芽を、油に入れて揚げます。はしで転がしながら、色がつくまで揚げ続けます。色がついたら、両面を返して全体に火を通します。時間がかかりすぎると芽がしんなりしてしまうので、サクッと揚がるように心がけましょう。


6.揚げ上がったたらの芽を、油から取り出して油を切ります。キッチンペーパーで余分な油を吸い取り、皿に盛り付けます。


7.まっ茶と塩を振りかけて、出来上がりです。まっ茶は、たらの芽の苦味を和らげ、香りを引き立てる効果があります。


※ たらの芽は、岩手県も産地で、春先から初夏にかけて出回ります。大きくて肉厚なものが特徴で、天然のものは希少で手に入りにくいです。岩手県産のたらの芽を手に入れたら、ぜひこのレシピで楽しんでください。

岩手に生まれてよかったです。



栄養素


タラの芽の天ぷらには、食物繊維やビタミンC、カリウム、カルシウム、鉄などが含まれているため、健康に良い食材とされています。また、タンパク質や脂質も含まれているため、エネルギー源としても利用できます。ただし、油で揚げた天ぷらは、高カロリーであるため、適量を守りながら食べるようにしましょう。


【メリット】

1.健康に良い栄養素を含んでいる:タラの芽の天ぷらには、食物繊維やビタミンC、カリウム、カルシウム、鉄などが含まれています。これらの栄養素は、免疫力の向上や疲労回復、美肌効果など、様々な健康効果が期待できます。


2.手軽に食べられる:タラの芽の天ぷらは、揚げ物として手軽に食べられるため、料理に時間がかかりません。また、揚げることで香ばしく、サクサクとした食感が楽しめます。


3.料理のバリエーションが豊富:タラの芽の天ぷらは、天ぷら以外にも、炒め物やおひたし、スープなど、様々な料理に利用できます。そのため、食卓のバリエーションが増えます。



【デメリット】

1.カロリーが高い:タラの芽の天ぷらは、油で揚げるため、カロリーが高くなります。また、揚げる時間や温度によっては、油を多く吸収し、さらにカロリーが増加します。適量を守りながら食べるようにしましょう。


2.油と塩分が多い:タラの芽の天ぷらは、油と塩分が多いため、高血圧や動脈硬化、肥満などのリスクがある人は、摂取量に注意が必要です。


3.食べすぎに注意が必要:タラの芽の天ぷらは、サクサクとした食感が楽しめるため、ついつい食べ過ぎてしまうことがあります。適量を守りながら食べるようにしましょう。




思い出


田舎の山々に囲まれた家で、息子たちと一緒に春の訪れとともにタラの芽採りに出かけた思い出があります。

山の静けさと自然の美しさに包まれながら、私たちは大きな籠を手に、大切な思い出づくりに勤しんでいました。

息子たちが小さかった頃、タラの芽採りは息子らにとって大冒険でした。息子らの手が生き生きとして、採取したタラの芽は自然の恵みを感じさせてくれました。


田舎に行くとタラの芽をはじめ、山菜を使った料理が振る舞われていました。

母の手によって作られたタラの芽の天ぷらは、サクサクとした食感と深い味わいが、私たちの舌を喜ばせる特別な味わいでした。

その料理を囲んで家族との楽しいひとときを過ごし、その土地ならではの自然の豊かさと温かさを感じながら、大切な思い出が心に深く刻まれました。

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